天龍焼杉について
美しく佇む、天龍焼杉の家。
日本の伝統的な外壁仕上げである「焼杉」。
あらかじめ表面を焦がして炭化させることで、
初期の着火性を低くし延焼から建物を守るこの手法は、
風雨による木材の腐朽を防ぐ働きもあります。
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サイディングにはない風合いと佇まい。
表面を焼き炭化させることによって生まれる色合いと風合いは、窯業系のサイディングにはない風合いと佇まいをみせてくれます。永く飽きが来ず、景観的にも美しい焼杉で外壁を仕上げることで、愛着をもって暮らすことのできる住まいになります。![](https://焼杉.jp/wp/wp-content/uploads/2017/11/DSC00432.jpg)
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人の手で焼く、手づくりの素材です。
一般的な焼杉は機械で焼いたものが殆どですが、天龍焼杉は杉板を三角形にして煙突効果を起こし、その内側を焼くことで仕上げていく伝統的な手焼きの工法で作成しています。手間はかかりますが、炭化層が厚く固くなる為、機械焼きに比べ剥がれ難くなっています。![](https://焼杉.jp/wp/wp-content/uploads/2017/11/焼作業1-e1511764406888.jpeg)
![](https://焼杉.jp/wp/wp-content/uploads/2017/11/S0224118-e1511765198380.jpg)
作業風景
機械焼きとの比較
向かって右側が機械焼、左側が手焼きです。
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日本の森、そして川下の町を守りたい。
天龍焼杉は、天竜川流域の植林された杉を使うことで、日本の林業を活性化させ、定期的に森に人の手が入ることで、森の整備が進み、保水力をもった山とすることを目指しています。山が保水力をもつと、大雨の際に川に水が流れ込まないため、洪水を防ぐことでき、ひいては川下の町を守ることにもつながります。![](https://焼杉.jp/wp/wp-content/uploads/2017/11/杉植林-e1511764286743.jpeg)